[映画感想]冴えない彼女の育てかたFine
『冴えない彼女の育てかたFine』観てきたー!
※ネタバレを気にしない只の日記ですのでご注意ください。
いやー。
一言で言うと
こういうのが最高に心にキュンキュンきちゃうキモヲタでサーセンwフヒヒww
って感じだったな。
良くも悪くも丸戸史明って感じの内容だった。
「縋りつかせてくれよ、藁ぁ!」(ちょっとうろ覚え)とかの一瞬「ん?」てなる感じが、凄い丸戸節?な感じ。
あと、『パルフェ』の特にファンディスクのやつとか、『ホワイトアルバム2』のPS3版?の追加ルートのやつとかでやってた、
重要キャラが病院の厄介になって大変なことに!系の展開とか。
作品外の情報は追っていないから知らないけど、やはり丸戸史明本人がリアルにそれ系の経験をしたということなんだろうか?
まあ。とは言え。
流石に原作はともかくTVシリーズも触れていない人が見るような内容ではないけど、
原作及びTVシリーズに触れてきたファンなら十分楽しめる内容だった。
まぁ、私は原作未読だけど。
内容的にはコメディ:シリアス=6:4位な感じだったろうか。
完結編だけあってどうしてもシリアスに寄っちゃうストーリーをうまいことコメディで飾っていて
コメディとして見てもシリアスとして見てもメリハリが効いてて、良い具合だったんじゃないだろうか。
このバランスに関しては、特に美智留と出海が良い仕事をした。
サブヒロインどころかただのサブキャラに落ちた、かとも思ったけど、
ヒロインがどうとかじゃないんだよとばかりに、メインにちゃんと花を添えに来た。
メインヒロインズである英梨々や詩羽もそうだが
主人公を巡る恋のバトルの勝者敗者で分けちゃえば敗者だけど、だからってそれで「はいさよなら~」というわけではなく。
メインストーリーにガッツリ絡んでくることで、ストーリーを骨太なものにしていく。
だから、観終わった後、最終的な勝者であるメインヒロインの恵だけじゃなく、各キャラにちゃんと存在感がある。
冴えカノシリーズはこれで完結で、所謂「冴えカノロス」にはまってる人もいるだろうけど、
本作のような各キャラが存在感を持った状態で終わった作品の場合、
むしろいつまでも心に残る。と、私は思う。
作品が独り立ちする感じというか。いくらでも妄想のしようがあるというか。
メインヒロインである恵も、実に良かった。
若干、いや結構、2次元的な都合の良いヒロイン過ぎる部分もあったけど、
最終的な正妻感はホントにイイ。
客観的に一番優れたヒロインというわけではなく、
主人公にとって主観的に一番のヒロイン。
恵の距離感・温度感っていうのが、
英梨々や詩羽のような華々しくて刺激的なヒロインではなく、
「実の所、本当に求めているのは」っていうのをバッチリ突いてくる。
第三者として見てる分には英梨々や詩羽に軍配が上がるんだけどねー。ホントねー。不思議だよねー。
ここらへんはまさしく「こういうのが心にキュンキュンきちゃうキモヲタ」だからこその感想かもしれない。
いいなー。
只々。
いいなー。ああいうの。
特典小説はどうしようかなー。
流石に7回はなー。
でももう1回位は見たいなー。
特に、展開を分かった上で、落ち着いて各キャラの言動をもう一度見たいのは確かなんだ……。
うーん。
悩ましい。
嬉しい悩みだけどね。
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