[映画感想]ジョン・ウィック:パラベラム
ジョン・ウィック:パラベラム観てきた!
※ネタバレを気にしない只の日記ですので気にされる方は注意
『ジョン・ウィック』シリーズ第3弾
キアヌ・リーブス主演のアクション映画『ジョン・ウィック』シリーズの第3弾!
アクション映画でもCGやロープアクションが多用されるのが珍しくない今日に、(恐らく)昔ながらのスタントをメインにした骨太アクション!
それでいてキビキビとした銃撃戦&肉弾戦はテンポと迫力が抜群で、見慣れたようで実は新鮮。
作内も、現代を舞台にしながらアナログ&ローテクをあちらこちらに織り込んでいて、世界の裏に潜む闇組織感とロマンで溢れててヨイ。
1作目では、引退した殺し屋ジョン・ウィックが通りすがりのヤカラに愛犬を殺されと車を奪われ、そのケジメを付けに。
2作目では、面倒な依頼をしてきた相手を袖にしたら家を吹っ飛ばされ、そのケジメを付けに。
で。三作目ではどうなるのかというと。
2作目で決着をつける際に殺し厳禁のホテルコンチネンタルの敷地内で殺しをやってしまい、組織から追放処分を受けたジョン・ウィック。
追放と同時に懸賞金がかかり、追ってくる殺し屋達から逃亡。果たして無事逃げ切れるのか。
という内容。
1・2作目では、最初こそ受け身ながら一度動き出したら自分から攻めに回るジョン・ウィックでしたが、
3作目では、基本受け身。仕掛けてくるから対応するが、自分からは攻める理由がない。
というわけで3作目である今作『パラベラム』は前2作と比べて、少し風向きが違う。
実際、どういうオチになるのか……。
どこかMGSV:TPPを思い出すアクション
というわけで、初っ端から逃げ回るジョン・ウィック。
追放処分が完全に施行されるまでの僅かな猶予で、愛犬を預け、隠しておいた逃亡アイテムを回収。
いったいどうするつもりなのか??と観ている間にも次々迫る殺し屋達。
武器が無いので博物館?骨董品屋?に逃げ込み、中に飾られていたアンティークな銃やナイフで大立ち回り!
普通のアクション映画だったらとっくに「倒したことになってる」ような状態でも命がけで迫る殺し屋達には、思わず笑ってしまう。
ジョンに追手、双方手元に武器がなくなり思わず見合わせる所なんかは、映画『デスペラード』を思い出したり。
この間、ずっと容赦なく殺し合い続けてるのが実に面白い。
『ジョン・ウィック』シリーズのアクションの面白い所は、圧倒的に強いジョンだけど、しっかり自分もダメージを受ける所だな。
まさかの馬に乗ったと思ったら、「あ。MGSVで見た奴!」となる馬の影に隠れてやり過ごす場面も。
実際には「MGSVで」というより、西部劇とかでお馴染みのアクションなのかな。そういえば映画『マグニフィセントセブン』でもやってた気がする。
まったく。途中スマホが出てなければ、いつの時代なのかわからなくなる。
見応えがあるという「面白い」と、笑えるという「面白い」が同時にやってくるのは『パラベラム』の特徴かもしれない。
と、思ってたら。
今度は犬との連携プレイのアクションで「あ。MGSVで見た奴!」
まさかな?
ただ、MGSVでやっていたよりよっぽどハイテンポで、これも見応えアリ。撮影大変そう……。
完結じゃなかった
アクションが抜群の今作だけど、正直終盤は息切れ感あったかなー。
最後まで容赦ない感じでいて欲しかった。
ストーリーの方は、「どこまでやるんだろう?」と思っていたら、なるほど。
今作で完結じゃなかった。
4作目もう決まってるのかなぁ。
この後の展開はまさにあとリベンジするだけだけど……。
あぁ。でも、そもそもそれが『ジョン・ウィック』か。
そう考えると楽しみだな。ふふふ。
1作目はぶっちゃけテレビでやっていたのを偶々見ただけで、いざ見て「おもろいやんけ!!」でした。
偶然に感謝。
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