[映画感想]アクアマン

2019年11月26日

やや遅ればせながら、アクアマン観てきました!

 

DCコミックスのヒーローの一角アクアマン!

2017年公開のジャスティスリーグで既に登場していますが、

ジャスティスリーグでの活躍を踏まえての、単独版が今作ですね。

正直。しょ~じき。

ジャスティスリーグはあんまりピンと来なかったので、今作もあんまり期待してませんでした。

とは言え、マン・オブ・スティールやワンダーウーマンといった単独映画は面白かったので、期待してないというよりは、期待と疑惑が半々といったところか。

でもDCユニバースの一つな訳だし後から追っかけるのがめんどくさくなる前に見ておこう、位のテンションでした。

ですが!結果は上々だったかなと!

 

冒頭、アクアマンの両親の出会いとアクアマン出生、そして訪れる不幸…。という所から始まります。

そして時は現在に戻り、ロシア軍(?)の潜水艦を襲撃する海賊と、それを阻止に登場するアクアマン!

海のスーパーマンてな感じのスーパーパワーを見せつけてくれます。(まあスーパーマンはマジモンの規格外だから海でもスーパーマンの方が強いんだろうけど…。)

結構おちゃらけた雰囲気を見せつつ、まさしく正義の味方としての振る舞いは、ありきたりのようで案外居ない、オリジナルなものになっている気がします。

おちゃらけた方か、正義の味方然とした方のどちらかに偏るキャラは結構いますけど、ちょうど中間という感じで、妙に新鮮だったかも。

対する敵役(ヴィラン)は、大きく二つで、アクアマンの弟であり海の覇王になろうと他国を支配に動くオームと

そして、冒頭で戦った海賊、後のブラックマンタ。

オームは、敵役という事で嫌な奴風に描かれはするものの、話が進むにつれて境遇に弄ばれて暴走しているだけ、といった様子が見えてきます。

敵役だけど、悪役というのとは少し違う。もう一方の筋というのが見えるキャラです。

 

一方のブラックマンタは……。こういう事あまり言いたくないけど…ダサい!

見た目(スーツ姿)も大概ダサいけど、行動原理がとにかくダサい。

所謂ダサカッコイイとかじゃなく、本当にダサい。

冒頭のアクアマンとの初遭遇の時点で「何言ってんだコイツ?」という発言をしますが、まさかそのノリで動き続けるとは思わなかった。

コイツはこの後もヴィランとして出てくるのかなぁ…。出来れば「これきり」にしてもらいたいもんだけど…。

 

さて、今作は何と言っても圧倒的な映像美で繰り広げられる水中アクションが見所な訳ですが、

ずーっと水中にいるわけでもなく、地上でのストーリー進行も結構あります。

ヒロインのメラとのデート、じゃなく冒険ツアーは、各キャラ・各陣営の世界観の違いを見せつつ、

シリアス一辺倒にならない、メリハリの「メリ」の部分をしっかりやってくれます。

そして、だからこそメリハリの「ハリ」、水中アクションが映えるわけです。

DC系のヒーローは結構シリアス寄りが多かった気がするので、今作の様にメリハリがある作品もシリーズに存在しているのはバランスも整ってイイですね。

 

ストーリーも、ベタなんだけど、案外想定していなかった内容が展開されます。

「ま、でしょうね。」と感じつつ「あ。そういう方向なんだ」と。

そのため、単なるDCユニバースの過程の一つとしてではなく、一つの作品として面白い作品になっています。

DCユニバースを追っかけたい人にも、単にアクション映画として気になっている人にもおススメできる映画だったんじゃないかと!

 

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感想

Posted by ハイロー