『四の五の言う』の意味と語源。四だの五だのと、何の数字よ?
数字が入る言葉ってのは色々あって、由来も様々ですけど
「四の五の言う」っていうのは、何に由来するんでしょうね?
と、いうわけで、
ちゃんと調べてみました。
言葉の意味
まずは言葉の意味を確認。
四の五の言う
あれこれとうるさいことを言う。「四の五の言わずに言うことを聞け」
『新明解国語辞典 第七版』(三省堂)より引用
ふむふむ。
数字の由来には触れていませんが、あーだこーだごちゃごちゃ言う、
といった「あれ」「これ」「あーだ」「こーだ」を言い換えた言葉でありそうなことが伺えますね。
とはいえ、もうちょっとちゃんとした答えが欲しい所。
語源
というわけで、語源辞典にもあたってみました。
しのごの
語源は、「四だの五だのと文句をいう」が語源です。サイコロの数が四だとか五だとか文句をいう。なんのかのと、めんどうなことをいう意です。
『日本語源広辞典 増補版』(ミネルヴァ書房)より引用
ほほ~。
サイコロの目の数の事だったようですね。
「さてサイコロの目は……四だったね」
「いや五だった!」
「いやいや四ですよ」
「五だったって!」
みたいな感じだったんでしょうか?
サイコロの目の数で文句を言うシチュエーションが今一思いつかないので、上のやり取りは違うかもしれませんが、
まあとにかくサイコロの目の「四」だの「五」だの、というのが由来であると。
なるほどね~。
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